2012年12月10日月曜日
Facebookアプリの作成
新しくアプリを作ってマーケットにアップしました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.matsuhiro.android.share
起動するとカメラが立ち上がって、それをFacebookに投稿するだけです。撮った写真をそのままアップロードしてしまうので、使うときはお気をつけて。
そもそもこのアプリを作った目的がFacebookのSDKを使い勝手を見てみたかったからなので、その使用感を軽くまとめてみようかと。
SDKの良い点、悪い点などを箇条書きでまとめてみる
良い点
・サンプルを起動して機能を試すまでが速い。ものの10分くらいで試すとこまで行ける
・ログイン部分の実装が楽。ActivityをFacebookの用意したものにして、その中で任意の場所にFacebookのログインボタンを入れたげればいいので、簡単。
・認証の仕組みが簡単。Androidのsignatureの情報からアプリを特定していて、それを入力するだけなので簡単。
・アップロードが簡単。ファイルを指定してあげるだけでアップロードできるのでよい。Videoなども簡単にできそう
悪い点
・ドキュメントがしょぼい。ログイン済みかどうかを判断するためにSessionを使うわけだがドキュメントからはすぐにわからなくてコードを見た。
・permissionのモデルについての説明がない。あるにはあるが探しにくくて一覧になってないのでよくわからない。
・コメント付きの写真の投稿とかどうすればいいかの説明がない。GraphAPIたたけばいいのだろうけど、リンクくらいあってもよいと思う。
・いろいろ機能が入っているけど、ほとんど使わないのでライブラリをもっと小さくしてほしい。
・Q&A方式の機能説明とかほしい。Javadocだけだと使い方がよくわからない。
とりあえずは良いものだという印象だ。
Facebookのアプリを作るデベロッパーは、結局はログインできれば良いので、それが簡単に実装できるのは大きいと思う。
ただ、permissionに関しては説明がほとんどない。どんな種類があるのかなどがないし、認証した際のステートの変化などがないので、どうやってアプリをハンドルすればいいのかいまいちはっきりしないので、サンプルから予想して書いている感じになってしまう。
・簡単にログイン実装ができる
・permissionの説明とそれを使うときのユースケース含めた説明がある
・他機能が使いたかったら追加でライブラリをインポートできる
みたいになっていれば理想かと思う。
ちなみに今回作ったアプリのソースは
https://github.com/matsuhiro/Share4F
にあります。FacebookSDKは入れていないし、app_idとかは抜いてあります。
ちなみにこれ、半日ちょっとで作れました。FacebookSDKとdeveloperコンソールが優秀な証拠かなとか思う。
2012年8月27日月曜日
Life cycle of view inside Fragment
I could not clearly understand life cycle of fragments which is added to back stack .
So, I created sample program at github.
Fragmentを使おうと思ったのであるけど、Fragment自体をstackさせた時の挙動がどうにも理解しにくかった。
Activityもそうなのであるけど、stackした時のlife cycleについてのドキュメントが無いから、自分で調べないとなんとも言えないのだよなー。
特に、よく分からなかったのはFragmentを含んだActivityがメモリ不足等の理由でシステムによりdestroyされた際にFragment内で作成したViewはdestroyされるっぽいんだけど、Fragmentのインスタンス自体は削除されないし、View自体も実態は削除されていないことが非常に不思議だ。Activityに紐付いたまま。
なので、メモリ不足等でActivityが削除されて、またonCreateがコールされた際にFragmentをnewしてaddするとFragmentがどんどん増えてしまう。
1: public class MainActivity extends FragmentActivity {
2: private static final String TAG = "FragmentTest";
3:
4: @Override
5: public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
6: Log.v(TAG, "Activity Enter onCreate");
7: super.onCreate(savedInstanceState);
8: setContentView(R.layout.activity_main);
9:
10: if (savedInstanceState == null) {
11: FragmentTransaction ft = this.getSupportFragmentManager().beginTransaction();
12: Fragment newFragment = FirstFragment.newInstance("http://www.google.co.jp");
13: ft.add(R.id.fragment_container, newFragment, "first");
14: ft.commit();
15: }
16: Button btn = (Button) findViewById(R.id.button);
17: btn.setOnClickListener(new OnClickListener() {
18: @Override
19: public void onClick(View v) {
20: FragmentManager fm = MainActivity.this.getSupportFragmentManager();
21: FragmentTransaction ft = fm.beginTransaction();
22: Fragment newFragment = SecondFragment.newInstance("http://www.goo.ne.jp");
23: ft.replace(R.id.fragment_container, newFragment, "second");
24: ft.addToBackStack(null);
25: ft.commit();
26: }
27: });
28: Log.v(TAG, "Activity Exit onCreate");
29: }
なので、上記の10行目みたいにonCreateが再生成でコールされたと判断できたら、Fragmentを作らないようにしなければいけない。
このようにしておけば、Fragmentが余計に生成されるのを避ける事が出来て納得の行くlife cycleになると思う。
もう一つ分かりにくかったのは、Fragmentをreplace等でstackさせた時にもonDestroyViewがコールされるのだ。それでbackキーで元のFragmentに戻った際に、新しくViewを作りなおさなければいけないところがなんとも釈然としなかった。stackしているだけなのだからonStopまでで良いと思うのだが。。。
しかも、ViewのInstance自体はRootのViewに紐付けられたままで削除されているわけではないので、元々あったViewのインスタンスをActivityは保持したままであるし。
1: public class FirstFragment extends Fragment {
2: private static final String TAG = "FragmentTest";
3: private WebView mWebview = null;
4:
5: @Override
6: public View onCreateView(LayoutInflater inflater, ViewGroup container, Bundle savedInstanceState) {
7: Log.d(TAG, "FirstFragment Enter onCreateView");
8: if (mWebview != null) return mWebview;
9: mWebview = (WebView) inflater.inflate(R.layout.first_fragment, container, false);
10: mWebview.setWebViewClient(new WebViewClient());
11: String url = "http://www.yahoo.co.jp";
12: Bundle args = getArguments();
13: if (mLastUrl != null) {
14: url = mLastUrl;
15: } else if (savedInstanceState != null && savedInstanceState.containsKey("url")) {
16: url = savedInstanceState.getString("url");
17: } else if (args != null && args.containsKey("url")) {
18: url = args.getString("url");
19: }
20: mWebview.loadUrl(url);
21: Log.d(TAG, "FirstFragment Exit onCreateView view = " + mWebview.toString());
22: return mWebview;
23: }
などのように、8行目にある感じで、すでにFragment内で保持しているViewを返すとエラーで落ちるし。
FragmentをStackさせる際にreplaceを利用するとonDestroyViewがコールされるの前提でコードを書かなければいけないようだ。どこにもその辺の作法とか無いけれども、確かにサンプルでは必ずViewを新しく生成していますしね。
でも、そうするとWebViewを使った時にとても困る。WebViewを生成してonCreateViewで渡してユーザが操作した後に新しくFragmentを重ねるとViewが破棄されてしまうので、historyが消えてしまう。
historyの仕組みを自分で実装しなければいけなくって非常に面倒くさい。
Stack
2012年2月27日月曜日
SMSの送受信
AndroidにおいてSMSの送信をしようと思ったらpreinstallされたアプリにIntentを投げるのが一番簡単ではあるが、アプリ内で送信してしまうのもありで、それは結構簡単でした。
こんなかんじ
public class SMSSenderDialog extends Dialog { public SMSSenderDialog(Context context) { super(context); } @Override protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.sms_sender_dialog); this.setTitle("SMS sender"); final EditText phoneNumber = (EditText) findViewById(R.id.phoneNumber); final EditText message = (EditText) findViewById(R.id.sms_message); Button btn = (Button)findViewById(R.id.sendSMS); btn.setOnClickListener(new Button.OnClickListener() { @Override public void onClick(View v) { SmsManager smsManager = SmsManager.getDefault(); String destinationAddress = phoneNumber.getText().toString(); String text = message.getText().toString(); smsManager.sendTextMessage(destinationAddress, null, text, null, null); dismiss(); } }); } }
sendTextMessageを書けばいいのだかららくなもんである
受信に関してはAPIdemosに既に記述があって
./ApiDemos/src/com/example/android/apis/os/SmsMessageReceiver.java
./ApiDemos/src/com/example/android/apis/os/SmsReceivedDialog.java
をパクれば一発であった。
SMSについてはかなり好きなように出来そうで、メッセージの内容も好きに見られるので、そこからUIの処理を走らせて通知とかもふつうに出来そうだった。
2012年2月26日日曜日
AndroidでModalなDialog
AndroidでModalなDialogがほしいー。と思ったことがある人も少なくないと思う。
ModalDialogってMFCとかではあったけどAndroidにはない。AndroidだとAlertDialogとかを使ってYES/NOのDialogを表示したとしても、結果を取得するためにListenerを書かなければいけないし、必ず非同期になる。非同期で取得した結果から処理を分岐させたいときには、そのListenerの中で処理を記述しなければならない。こうすると関数のネストが深くなりがちになる。まあ、関数分ければいいだけの話だけど、いちいち他の関数に飛ぶのもなー。ということでModalなDialogが欲しくなる。
ModalDialog dialog = new ModalDialog();
int result = dialog.show();
のように書いたら結果が同期で帰ってくるようなやつ。
で、作ってみようかと思た。
結論だけ書くと無理だった。。。
java.util.concurrent.CountDownLatch
を使ってthread止めればいけんじゃね?とかおもったけど、
mStartSignal.await();
でUIのThread止めちゃうとイベントリスナーのコールバックが帰ってこないのだ。。。
まあ、ListenerもUIスレッドで動いているから当たり前ですよね。。。
やっぱAndroidって動きがシングルスレッドっぽいよね。
ただ、かなりインチキ臭いけど回避策もある。ModalDialogの呼び出しをUIスレッド以外で行えばいいのだ!そうすれば同期でコールできる。
でも呼び出し元はこうなる。
public class ModalDialogActivity extends Activity { /** Called when the activity is first created. */ @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.main); Button btn = (Button) findViewById(R.id.start); btn.setOnClickListener(new Button.OnClickListener() { @Override public void onClick(View v) { final Context c = v.getContext(); new Thread(new Runnable() { @Override public void run() { final int result = ModalDialog.show(c); ModalDialogActivity.this.runOnUiThread(new Runnable() { @Override public void run() { Toast toast; switch (result) { case ModalDialog.YES: toast = Toast.makeText(c, "YES", Toast.LENGTH_SHORT); break; case ModalDialog.NO: toast = Toast.makeText(c, "NO", Toast.LENGTH_SHORT); break; case ModalDialog.CANCEL: default: toast = Toast.makeText(c, "CANCEL", Toast.LENGTH_SHORT); break; } toast.show(); } }); } }).start(); } }); }
コールした結果をToastで出すだけなのに、すげー深くなったww
まあ、教訓としてはAndroidではCountDownLatchを極力使わないほうがいいし、もし使うならLooperが絡んでいるThreadでは呼んじゃだめってことくらいか。
まあ、Androidの場合はCountDownLatchを使いたくなる機会ってほぼないとは思うけど。
2012年1月2日月曜日
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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