いまさらではあるが、
今月の初めにシリコンバレーカンファレンスに行って来た。
アメリカにいる最中に地震とかあって、なんだか落ち着かない旅であった。
シリコンバレーは、ソフトウェアとか色々生まれているところではあるが、
会社自体はドコも一緒だなぁ。というのが感想。
ダメなマネージャーはいるし、
開発プロセスがめちゃくちゃだったり、
給料は高そうであるが、出費も多くなるし、
田舎過ぎて経済的な効率はかなり悪そう。
住みやすい場所ではない。
そして、一番印象的だったのは、シリコンバレーにある会社でも
実装を東欧の賃金の安いとこで行っていたことだ。
全部の会社がそうであるわけではないし、
普通に考えれば当たり前だけど、シリコンバレーでも
賃金の安いところに実装(当然詳細設計もだろう)を出しているわけだ。
これを聞いて、ますますドコも一緒だと感じた。
ただ、シリコンバレーはたいしたことないとか思ったわけでもない。
GoogleもAppleもシリコンバレーにあるし、
ケータイのOS作りたかったら、シリコンバレーに行くしかない。
日本のソフトウェアの業界でもぜひシリコンバレーのようであって欲しい点としては、
人同士のつながりが、次の職場を決めていく感じとか
自分が何をしているのかカンファレンスとかに出て発表したりしていないと
職にありつけなさそうな所だ。
自分の能力を人に伝える努力をしないと職にあぶれるのはかなり厳しいけれど、
とても良いところだと思う。
こういった仕組みがあれば、
パワポ職人みたいなエンジニアもどきの数は、多少は減るだろうと思う。
ただ、東京でもモバイル端末のアプリケーションに関しては、
上のような仕組みがそのうち生まれ始めるのではないかと思っていたりする。
0 件のコメント:
コメントを投稿